ここは今から倫理です。
倫理、何となく難しそうだけど面白そうだなと
高校の時授業を受けていましたが。
時にしばしば考える、普通とは?
一般論や大衆論。
当たり前の質問をされたときって、自分の答えって意外ともっていないなぁと思ってたら
倫理の漫画があるじゃないの!と思い、コミックシーモアさんで読んでみました。
まだ物語は続いており、現在6巻まででているんですが
アンニュイな世界観があり、生きるこは?と私には壮大なテーマに感じましたが
そういうことを、倫理の観点からお話が展開されます。
高校生の生徒さんと、倫理の教師が中心の物語で
高校生にはさまざまな葛藤や悩みがあるのですが
それを倫理の視点からいろいろ説明したり、できなかったり。
どんな人でも、何かしら同じような問題テーマが1話 あるいは2,3話で書かれています。
悩みの主体は高校生ですが、これは社会生活を送ってるのであれば、どこかしら、誰かしら通じる部分があると思いました。
もちろん自分にも。
また、登場人物のようにどうして?と、いけない事とはわかっていても説明できない事についても触れていたり、なかなか思慮深い漫画でした。
そんな倫理の先生である主人公にはなかなかに深い何かを抱えていますが、まだ明かされることもなく。
なぜ若い先生が倫理の先生なったのかなど、読んでいて続きが気になる漫画の一つです。
倫理など、活字の本を読んでみたかったですが、読むにはちょっと難しいなと思ってたので
とても興味深く読ませていただきました。
しっかり読みごたえもありますが、いかんせん倫理の話なのでちょっと暗めのエピソード多めですが
あ、これ思い当たる節があるなぁと、自分のうちにある秘め事にちょっと触れるのにいい機会だなと。
ちょっと、物憂いな感じでしたり、気分が怠かったり
またセンチメンタルな気分であるときに読み返したくなります。
本当に憂鬱だったらどうかな?
不安になりやすい状態だったり、そういう気分に読むのもいいと思いますが
ちょっとこればかりは読むときの気分が左右されそうな。
でも内容自体は面白いし、ちょっとした教養にもなるので知的好奇心ある人には進めたい漫画です。