ゆるく漫画、アニメ、ゲームの事を綴ってみた

漫画、アニメ、ゲームメインに面白かった作品を語ります

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海が走るエンドロール

[たらちねジョン]の海が走るエンドロール 1 (ボニータ・コミックス) たらちねジョン先生

何かを始めるのに、年齢を言い訳にしたくない

改めてそう思える作品。

若い方も、そうでないかたも

どの世代でも楽しめる作品かなと。

 

 

Twitterをなんとなく眺めていたんですが

こちらの作品を買われている方が多く目に入りました。

ちょうど3巻が発売時期だったこともあるかもですが、なんか気になる…と

ひとまず試し読み。

 

ちょっとのネタバレ含みますので、以下ご注意を

 

 

 

 

 

65歳にして、旦那さんに先立たれた"うみ子"

結婚生活はそれはそれで幸せだったんだろうけれど

自分がしたいこととなると、また話が違うということ。

 

幸せの形は人それぞれというけれど

一人の人間にとっての幸せの形も、一つじゃない。

色々、様々なんだなと。

 

そして、意外と自分の好きなことに気が付かないところにも

共感をおぼえました。

 

何かしら好きな子とってあると思うんですけれど

無意識のうちに蓋をしたり、気が付かないふりをしたり

そもそも出会えなかったりもするかもしれない。

 

それは偶然なのか、必然なのか

自分の好きな子とに気が付いたうみ子さんは

どんどん映像を作ることに。

大学に入っちゃうあたり、相当凄い勇気もあるだろうに…

漫画とはいえ

その姿勢に感銘を受けるほど

 

 

うみ子さんほどの年齢ではないものの、ぼちぼち年齢を言い訳にしたくなる年頃なもんだから

余計に彼女の行動が輝いて見えたんですよね。

 

 

そんなわけで1巻、あっという間に読み終えました。

これは買ってよかった~!って思える作品に出合えました。

 

大人の青春でもあり、学生の等身大の悩みもあり

不器用ながらも好きを突き詰めたり

リアルな感情を手に取りながら

うみ子さんはじめ、うみ子さんに映像を撮る方が好きと気づかせてくれた美大生の

生きざまが楽しめます。

 

そんな生き方していないのに、登場人物の心情が伝わってくるのはなぜなのか

映像など、美術の話がわからなくても

人の葛藤の根本はみなおなじだったりするので

どことなく、共感したりできるんだと思います。

 

 

人の心を動かすのはもちろん

自分の心が動くようなことに出会うって、本当に素敵で

人生が豊かになるな…

 

私はそういう経験はそうそうない人生を送っていますが

少なくても、このような漫画に出会えたことで心動くような体験は出来ています。

劇的に変わらなくても

ちょっと思考がプラスになったり

前向きになれるような。勇気をもらえる作品かなと。

 

 

まだまだこの先読んでいないのですが、少なくても1巻はとても良かったです。

来月に続きは必ず購入しようかなと!

 

ひとまずお勧めの作品なので、感想を綴ってみましたが…

良すぎるとまとめられない(笑)